○6か月未満の定額貯金は解約できるのか (申出要旨) 震災にあったので、一時京都市内のホテルに避難している。手元に郵便局の定額貯金があるが、貯金後6か月も経過していない。それでも解約できるか。 (措置結果) 本件は、震災当初にあった事案であり、また、問い合わせは日曜日であったことから、郵便局に照会できない状況にあったが、次のような措置がとられた。 近畿郵政局であれば担当者が出勤しているのではということから、また、当時はNTTの一般回線では繋がらないことから、行政電話網を利用して照会がとられた。 近畿郵政局では担当者が在局しており、?@中途解約出来ること、?A利子も後日になるが当初の契約利率で支払ってもらえることが判明し、この結果は早速申出人に連絡された。 ○一時入居住宅の入居期間の延長について (申出要旨) 申出人の父は、芦屋市において阪神・淡路大震災に遭遇し、家が全壊したので、兵庫県のあっせんで、神奈川県住宅供給公社の団地に一時入居した。 しかし、この貸与期日は、平成8年3月31日となっているものの、移住先はまだ見つからず、不安な毎日である。貸与期間の延長は認められないのだろうか。 (措置結果) 本件を、神奈川県行政監察事務所に連絡し、同事務所が県住宅供給公社に照会したところ、今年度末まで無料としていることについては、来年度4月からは有料とせざるを得ないこと、また、引き続き入居する場合は、収入基準、保証人等正規の公社基準に従って審査することとしているとの説明があった。 当所では、申出人の父が、直接、公社に具体的な事情を説明した方がよいと教示したところ、後日、申出人から父が住宅供給公社のあっせんにより入居できることになったとの報告があった。 ○倒壊した電柱の撤去 (申出要旨) 自宅前の電信柱が、地震で傾いてきて自宅に被害を与えている。NTTにも申出て
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